かやぶき屋根葺き替え工事

日本人が持つ、「ふるさと」のイメージを守り続ける

近年では、田舎やお寺でしかなかなか見かけることのできない、かやぶき(茅葺)屋根の家。
その歴史は瓦屋根よりもはるかに古く、昔ながらの伝統の技を形どった、唯一無二の日本の文化財です。

瓦屋根には無い、かやぶきの特長とも言える、温もり・懐かしさ・風情…。

株式会社クボイのかやぶき職人は、そこに足を踏み入れた誰しもが心落ち着くかやぶきの家、日本人が持つ「ふるさと」のイメージを現代でも大事に守り続けています。

手間は愛情。職人たちが一束に込める思い

かやぶき屋根の施工は、一般的な瓦屋根とは比べものにならないほど人手と時間が掛かるもの。
ですが、そうした手間を掛ける分、人々との関わり・絆に重きを置いています。
一束一束に愛情を込めて造り上げたかやぶき屋根。これがそこに住む人々から愛される理由です。

西欧の人々からも愛されるかやぶき

日本ならでは、というイメージの強いかやぶきですが、西ヨーロッパ(オランダ、ドイツ、デンマークなど)で絶大な支持を受けているのはご存知でしょうか。

西ヨーロッパの地域に適した茅葺き工法で、富裕層の新築住宅で年間3,000棟ものかやぶき屋根の家が造られており、かやぶきは西欧の富裕層の象徴、ステータスともされています。

エコロジカルなスローライフを

夏は涼しく冬は暖かい断熱性と、遮音性にも優れているかやぶき屋根の住宅。
古くなったかやぶきも再利用ができ、とてもエコ。

家全体の負担を軽くするかやぶき屋根で、エコロジカルを大事に。

そして一般住宅では体感できない、心落ち着くスローライフを求める人々のお手伝いをさせていただきます。

かやぶき工事 施工事例

飯塚市明星寺 K様邸 かやぶき屋根葺き替え工事

BEFORE

AFTER

地域の一般参加者を交えた葺き替え工事

築180年を超すと言われる飯塚市明星寺のK様邸かやぶき屋根葺き替え工事のご依頼を受けました。
その際、熊本在住のかやぶき職人 小川剛史氏より、「一般に公開して日本古来の歴史と文化の面で茅葺きの良さを知っていただき、実際に体験(手伝い)できる絶好の機会ではないか」という提案があり、一般参加者を募集し、一緒にかやぶきの葺き替えの体験をさせていただきました。その際の様子がこちらです。

 

メディアにも複数取り上げられました